アレロックの副作用で太る?それって本当?なぜ?

アレロックは花粉症で、耳鼻科の診療を受けたときに処方されることの多い薬です。抗ヒスタミン薬で、ヒスタミンの分泌をおさえて、鼻水やくしゃみ、涙など花粉症のアレルギー症状をおさえてくれます。
花粉症だけではなく、皮膚のかゆみ、発疹や蕁麻疹にも用いられるアレルギーに対して効果の高い、効き目の強い薬です。ジェネリック医薬品もあり、安く手に入るのも良いところです。
しかし、アレロックを服用すると発生頻度は低いのですが、副作用で体重が増加するという情報もあります。これは、アレロックに付随している添付文書で確認可能です。添付文書には、体重増加が副作用として書かれています。
どのような作用で太るのかというと、アレロックを服用したときに脳内の満腹中枢に薬の成分が届き、刺激を抑える働きをし、結果として食欲が増えるというのが一つの理由として考えられています。
さらに、食欲増進に重要な働きをするグレリンという名のホルモンに影響をあたえることも挙げられている理由のひとつです。抗ヒスタミン薬の摂取は、このグレリンの分泌を活発にさせるために過食が起こり太ると見られています。
また、グレリンは体に脂肪を溜めて体重を増加させる働きを持つホルモンでもあります。
これに加えて、アレロックは皮膚のかゆみ止めに使用されることもある抗ヒスタミン薬で、知覚神経の働きをおさえる作用があることも関係しています。
食事を摂ったときは小腸が胆汁酸の刺激を受けて満腹感を得ます。しかし、抗ヒスタミン薬はこの刺激を弱めてしまうので、満腹感が得られずに食べ過ぎを引き起こすというのがそのメカニズムです。
ですが、アレロックを服用して、体重増加の副作用が起こる発生頻度は0.1%未満という発表があります。このため、服用に際しては、それほど心配する必要もないでしょう。
くわえて、飲み合わせについても特に注意されていることもないので、アレロックは安心して服用できる花粉症に対して効き目のある薬だと言えます。

アレロックの強い効果とポリフェノールで症状緩和を!

アレロックの主成分は オロパタジン塩酸塩 で、この成分がアレルギー症状の原因であるヒスタミンの分泌を抑制します。オロパタジン塩酸塩は、アレルギー性の鼻炎である花粉症に最も効果のある部類に入る薬で、即効性があるのが特徴です。
花粉症はヒスタミンが放出されることで、鼻水やくしゃみ、涙といった症状を引き起こすものです。花粉が鼻に侵入してきたときに異物として認識されるとIgE抗体が作られ、IgE抗体が鼻や目にある肥満細胞と結合します。
そして、花粉の侵入があるたびにこの抗体と結合した肥満細胞は増えていき、ある一定の大量を超えたときにヒスタミンなどの科学伝達物質を放出します。
アレロックの主成分はこのヒスタミンの放出を阻害して、症状をおさえる薬です。原因となる物質の放出をおさえるため、高い効果を発揮します。
また、ポリフェノールが花粉症の症状の緩和に有効であると研究結果が発表されています。ポリフェノールは花粉症の症状を引き起こす、ヒスタミンを抑制する働きを持つそうです。
このことから、アレロックを服用しつつ、ポリフェノールを含む食品を積極的に摂るようにすると花粉症の大幅な改善が期待できるでしょう。ポリフェノールは光合成で作られる野菜や果物の苦味や色素の成分です。
野菜と果物を積極的に食べるようにすればポリフェノールは摂取できるでしょう。
中でも最近は、ポリフェノールの1種であるフラボノイドの有効性に注目が集まっています。柑橘類に含まれているナリルチン、緑茶に多く含まれているカテキンなどがそうです。
ナリルチンはヒスタミンの放出をおさえ、肥満物質の炎症を鎮める働きを持つと学会で発表されています。緑茶に含まれているエピガロカテキンガレートは、IgE抗体が発生するのを抑制する働きを持っています。