そばアレルギーは重症化しやすいので注意が必要!

体の過剰な防衛本能で引き起こされるアレルギーの中には特に注意しなければならないものがあります。それはアレルギーが空気中の雑菌は有害物質によって引き起こされるタイプではなく、一般的に食べられる食べ物を口に入れたことで発症する食物アレルギーの場合です。
食物アレルギーは食べ物が口から胃に入った段階で、脳が入ってきた食物を有害物質であると認知し攻撃してしまうことです。通常のアレルギーと違い食物アレルギーは消化に時間がかかるため、その抗体による攻撃が持続してしまうからです。
その食物アレルギーの中でも特に注意しなければならないのがそばアレルギーです。そばアレルギーはそばに含まれている植物性たんぱく質であるルチンが原因で引き起こされるとされ、なぜこのそばアレルギーが注意しなければならないのかというと劇症化と呼ばれるタイプだからです。
一般的なタイプでは反応する物質に触れた後の数時間おきに症状が出ることが通常です。この劇症化タイプは数時間後に起きるのではなく、もちろん個人差がありますが反応するものに触れてから10分を目安に発症します。
最初の段階では口に入れた段階で痺れといった違和感が出ます。その後口から胃に入れると急速に進み、皮膚が赤くなって発疹ができてからのどや皮膚のかゆみそして蕁麻疹がおきます。その状態でも放置してしまうと重症化します。
抗体の活動が様々な臓器まで攻撃をしてしまうので喘息のような息苦しさが起きたり腹痛や下痢も起きはじめます。さらに進行すると意識障害や呼吸困難が起きるアナフィキラシーショックを引き起こし命にかかわります。
もちろん通常のアレルギーでもアナフィキラシーショックを引き起こすまで進行することもあります。しかし食物アレルギーの場合とその中でもそばアレルギーの場合は、その症状が急速に重症化するので注意が必要なのです。
そのためそばを食べるだけでなく、そばのある環境下で皮膚に異常を感じたら即座に離れることが大事です。その上でそばを自宅で食べないことも大事ですがお店で食べることもゆで汁を飲んだだけでもアウトなので飲まないことです。
さらに注意したいのが海外旅行であり、アジア各国やヨーロッパの一部といった海外でもそばを食べる風習があるので海外旅行の外食の際には注意しなければならないです。
このアレルギーは外食だけでなく、そばのルチンは化粧品にも使われていることが多いのでそれらも注意する必要があります

そばのはちみつでもアレルギー症状はでる?

そばは劇症化タイプのアレルギーであるため、ルチンが含まれているゆで汁だけでなく粉が存在する場所も危険なほどです。ただここで疑問に思うのははちみつはどうかということです。
はちみつは蜂が自身の体内にある酵素を使って花の花粉や蜜を分解して凝縮したものです。この蜂の酵素を使って分解するため、たとえそばの花から抽出したはちみつであれば大丈夫ではないのかということになります。
実際に大丈夫かという観点で言えば余りお勧めしないです。先に言ったとおりにアレルギーの原因は植物たんぱく質のルチンによって引き起こされるものであり、それが花粉に入っているとは限らないので大丈夫といえます。
しかしアレルギーはけっしてルチンだけで引き起こされるものではなく、そばの中にある別の物質においても発症している危険性は十分にあります。
その物質がそばの花に含まれていれば、結局のところ劇症化を起こし蕁麻疹や呼吸困難を引き起こすことになります。結論を言うと、そばアレルギーだからといってはちみつでも発症する可能性は無い場合もあります。
一口にアレルギーといっても様々なタイプがあり、先に言った劇症化することもありますが皮膚の炎症程度で終わることもあります。
そのためそばにアレルギーを持っている人がそばの花粉が含まれているかもしれない蜂蜜を食べるときには、事前に口に入れるのではなく手の甲につけます。
手の甲につけるだけであれば反応が全身に回ることが無いのと、仮に反応があれば水で洗い流せば重症化することは無いからです。
そして手の甲につけて何も反応が無い場合には口に少量入れて反応を見て、その反応が無ければ食べても良いです。そして口に入れて反応がある場合には、即座に吐き出すか胃に入れてしまったときには水を飲んで薄くし病院に行く事が大事です。